運営チームより、2018年に実施した不正行為者への対応のご報告をいたします。
ドラゴンクエストXは、規約に記載の通りRMT・詐欺などの不正行為を禁止しており、不正行為に及んだプレイヤーには厳正な処罰を行なっています。
※RMT…(リアルマネートレード)現実世界の金品などによるゲームデータの売買をいいます。
2018年 RMT行為対応報告
RMT販売側(RMT業者)ならびに、RMT購入者に対する対処報告です。
懲戒処分アカウント数と凍結ゴールド (RMT販売側)
これまでに行ってきた対策に改善を重ねた結果、2018年初頭よりRMT業者の活動自体が大幅に減少しました。以前に比べ、みなさんがゲーム内でRMT業者に遭遇する機会は、減少しているのではないかと考えています。
[懲戒処分アカウント] 1,705 アカウント (前年比 76% 減)
[凍結ゴールド総額] 約 412 億 ゴールド (前年比 57% 減 )
[対処内容] 「ドラゴンクエストX」の永久利用停止
不正に獲得したゴールドやアイテムの凍結
※ 2018年1月~2018年12月の対応数です。
懲戒処分アカウント数と没収ゴールド (RMT購入側)
対処頻度を向上させ、アイテム購入前にゴールド没収が行えているケースが増えたことで、没収ゴールド総額は増加となりました。
[懲戒処分アカウント] 1,363 アカウント (前年比 46% 減)
[没収ゴールド総額] 約 356 億 ゴールド (前年比 9 % 増)
[対処内容] 「ドラゴンクエストX」の永久利用停止、一時利用停止
不正に獲得したゴールドやアイテムの没収
ラッカラン住宅村「レンダーヒルズ地区」 家の凍結、土地の没収
※ 2018年1月~2018年12月の対応数です。
今後ともRMTに関連する対処は継続してまいりますので、「通報する」等でのご協力をよろしくお願いいたします。RMTのことをご存じない方は、以下のページをご参考いただければ幸いです。
ワンタイムパスワードの導入をお勧めします。
これまでの調査により、RMT業者がゴールドを稼ぐ手段のひとつとして「不正アクセス」を用いていることを確認しています。「不正アクセス」は使用しているアカウントがRMT業者などの他のプレイヤーに勝手に使われてしまうことで、れっきとした現実世界の犯罪行為です。被害に遭うとアイテムやゴールドを、根こそぎRMT業者に奪われてしまいます。そのような事態を未然に防ぐため、ドラゴンクエストXでは不正アクセスの防止に効果的なワンタイムパスワードの導入をおすすめしています。
ワンタイムパスワードの導入特典の強化について
バージョン4.2アップデートより、「セキュリティ強化特典」である「きせかえドール交換券」「しぐさ書・ガード」が、同じアカウントの全キャラクターで受け取れるようになりました。岳都ガタラの「特典屋レトト」から受け取れます。
2018年 不在プレイ行為(自動狩り・BOT)
不在プレイ行為に対する対処報告です。不在プレイ行為には「モンスターの自動狩り」「職人」「カジノスロットの自動操作」など、さまざまなケースがありますが、それらを合計した対処数となります
不在プレイ行為(自動狩り・BOT)の懲戒処分アカウント数
RMT業者と同様に、不在プレイが減少していることが全体的な懲戒処分アカウント数の減少につながっていますが、これからも油断なく対応を行ってまいります。
[懲戒処分アカウント] 1,140 アカウント (前年比 28% 減)
[対処内容] 「ドラゴンクエストX」の永久利用停止、一時利用停止
※ 2018年1月~2018年12月に公開した対応数です。
※「不在プレイ行為(自動狩り・BOT)」によって得たゴールドやアイテムは、多くの場合RMTの販売に利用されているため、両方の不正行為にあてはまりますが、その場合は「RMT業者(RMT販売側)」の懲戒処分としてカウントしています。 以下のようなキャラクターを見かけたら「通報する」をお願いいたします。
「通報する」の使い方はこちら 「RMT業者」と思われるキャラクター 「不在プレイ行為(自動狩り・BOT)」を行っていると思われるキャラクター 「高速移動」や「ワープ」を行うキャラクター
・同じ文字の繰り返しなど意味のない名前で、自動狩り(BOT)のような動作をしている ・複数の同じ装備のキャラが、ずっと同じモンスターを狩り続けている ・特定の挙動を繰り返し行い、モンスターを狩り続けている ・移動速度があまりにも速い、突然モンスターの目の前に現れる など |
上記に該当しない迷惑行為などのご報告は、「さくせん」→「困ったときは?」→「不具合・違反行為の報告」→「問題行為・違反行為の報告」からご報告ください。
2018年 詐欺行為
ゲーム内における詐欺行為に対する懲戒処分数、ならびに救済対応数です。いずれも前年比で減少しています。
詐欺行為に対する懲戒処分アカウント数
前年より減少していますが、レベル上限解放の機会に便乗する、コイン持ち寄り詐欺がやや目立っていました。
[懲戒処分アカウント] 318 アカウント (前年比 32% 減)
[対処内容] 「ドラゴンクエストX」の永久利用停止、モーモンバザー利用停止など
※ 2018年1月~2018年12月に公開した対応数です。
詐欺行為に対する救済アカウント数
詐欺行為自体の減少に伴い、救済数も減少しています。
[救済アカウント] 243 アカウント (前年比 28% 減)
[救済内容] 被害状況により、アイテムやゴールドの返却など
※ 2018年1月~2018年12月に公開した対応数です。
「コイン持ち寄り詐欺」などについて
各種ボスコインへの参加権をはじめとして、さまざまなものがゴールドを介して取引されています。
知らない人と取引を行う場合には、事前に条件を確認するなど十分に注意をお願いいたします。
ボスコインなどの持ち寄りを行う場合には、4人で1枚ずつ、同時にアイテムを捧げましょう。
種族神像の間から先に進まなければ、捧げたコインやカードは戻ってきます。なぜか一人だけアイテムを捧げない人がいるなど「おかしいな」と思ったら、「まほうのカギ」を使って脱出してください。
「モーモンバザートラブル」(詐欺行為)について
現在、ゲームへログインする際に以下のお知らせを掲載しています。
お客様への重要なお知らせ |
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◆◇◆モーモンバザートラブルにご注意ください◆◇◆ 外部サイトなどでの案内とは わざと違う内容で販売し 勘違いをさせて買わせようとしている出品者がいます。 購入後に だまされたことに気付くケースが多発して いますので ご利用の際には十分にご注意ください。 |
「モーモンバザートラブル」とは、外部サイトにモーモンバザーのアイテム販売情報を掲載したうえで、記載されたアイテムとは異なるアイテムを販売したり、記載されたゴールド額とは異なるゴールド額で販売するなどし、購入者を待ち受ける行為です。
スクウェア・エニックスが管理していない外部サイトでは、誰がそのサイトに投稿したのかを確認することができないため、運営チームでは詐欺行為の証拠として認定することができません。そのため、外部サイトを利用した「モーモンバザートラブル」においては救済対応が行えません。
目覚めし冒険者の広場の「交流酒場」や、冒険者のおでかけ超便利ツールの「モーモンモール」であれば担当部門にて誰が書き込みをしたかが確認でき、証拠として使うことができますので、これらの場所でやり取りをされることをお勧めします。
モーモンバザートラブルへの対応方針については、以下をご参照ください。
外部サイトが関連したモーモンバザートラブルへの対応方針について
『もし、詐欺行為の被害に遭ってしまったら』 ゲーム内よりご報告ください。調査ができるのは、行為を受けてから1週間程度です。 被害にあったと思われたときには、なるべく早くお問い合わせをお願いいたします。
報告の方法: 1) ゲーム内「メインコマンドウィンドウ」から、「さくせん」→「困ったときは?」→ →「不具合・違反行為の報告」→「問題行為・違反行為の報告」を選ぶ。 2) サブカテゴリで「詐欺」を選ぶ。 3) 件名と、本文にできるだけ詳しい内容を書いて「送信する」を選択する。 |
2018年 「画像・動画などの取り扱いに関するご報告窓口」状況報告
「画像・動画などの取り扱いに関するご報告窓口」の活動報告です。
各種対処、対応数
「画像・動画などの取り扱いに関するご報告窓口」は2017年7月から開設した関係で、総対処数の比較は参考値となります。2017年はそれ以前に公開されていた動画などの違反案件への対応も多くありましたが、2018年は新規案件への対応が中心になったため、報告数なども減少傾向にあります。
[総対処数] 129件 (前年と同数)
[対処内容] 動画削除、掲載サイトへの相談など
※ 2018年1月~2018年12月の対応数です。
画像・動画の公開を行われるみなさんへのお願い
画像・動画の取り扱いを行なっていただく上でお守りいただきたい内容をあらためてご案内いたします。
「ドラゴンクエストX」の画像、動画、生配信をインターネット上に公開される際は、「ドラゴンクエストX 画像・動画などの取り扱いについて」をご確認の上で内容を順守し、他のプレイヤーの迷惑とならないよう十分に配慮を行ってください。
特定のプレイヤーの誹謗中傷につながる行為は行わないでください。
ハイエンドコンテンツ、コロシアムなどをプレイされている方の報告が目立ちます。特にヒートアップされた際に問題となる行為を行われるケースが中心となりますが、他のプレイヤーへのご配慮をお願いします。
ゲーム画面に別の音楽をあてるなどの編集は禁止です。
ゲーム画面に別の音楽をあてるなどの編集をする、生放送中にゲームから流れる以外の別の音楽を流す等の行為はおやめください。「別の音楽」にはドラゴンクエストX自体の音楽も該当します。
おわりに
2018年は、それぞれの不正行為が大きく減少した年となりました。引き続き、冒険者のみなさんが安心してお楽しみいただけるよう、ドラゴンクエストX 運営チームでは対処と対応を継続してまいります。
ドラゴンクエストX 運営チーム