2022/07/23
日誌を書いた!
血走った目でこちらを見ながら、呪術王は会話を続けた。 「あの忌々しい襲撃のことを知ってるということは、お前もあの現場にいたのか?六種族ども...
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2022/07/23
日誌を書いた!
――疾風が通り過ぎる。 俺を組み伏せる呪術王の身体が、突如現れた何者かの巨体に弾き飛ばされる。ドッ、という重い音が遠くで響いた。 あっけ...
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2022/07/23
日誌を書いた!
俺を地面に組み伏せ、腹の上に座った呪術王は、俺の顔面に右手を振り下ろす。岩のような質量で叩かれた俺は、ダラダラと鼻血を流した。サングラスにもひ...
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2022/07/23
日誌を書いた!
太陽と見間違うばかりに巨大な火球がノータイムで発生し、俺に向かって迫りくる。 直前、背筋に火箸を差し込まれたような殺気を感じ、全力で横方向に...
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2022/07/23
日誌を書いた!
記憶の反芻は、何の前触れもなく終わった。 倒れこんでいる場所は、記憶に沈む前と同じ、ガタラの住宅村だった。 深い海の底に沈む心地だった...
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2022/07/23
日誌を書いた!
で、だ。この実験はそのコンピュータ開発の一環だ。CPUやグラフィックボードとかはもうできてんだが、もう一個必要なパーツがある。それが記憶媒体...
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2022/07/23
日誌を書いた!
*** 夢を見ている。 目に見えるのは、数字ばかりだった。 9348527930288352159042685715684381...
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2022/07/23
日誌を書いた!
椅子の男、改め呪術王が口を開いた。 「『なぜ俺のところまで連れてこられたのか』って聞こえたな――ベリルの奴が経営してる金貸しから、お前ら...
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2022/07/23
日誌を書いた!
「なあ、これは何かの間違いなんだろう?お前、言ってくれたよな?『私の愛はあなた一人に捧げる』って、あの満月の晩に言ってくれたろ?だからこそ、...
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2022/07/23
日誌を書いた!
鉄製の回転椅子に座った一人と、その人物にべったりと張り付く一人。 張り付いている方はウェディの女だ。薄い水色の肌に紫色の髪、黒いジャケット...
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2022/07/22
日誌を書いた!
「…なんだ、君は今のままでも幸福だと思ってたのか。クチでは文句を言ったり私に敵愾心を抱いたりしようと、君は今の境遇そのものは嫌いではなかった...
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2022/07/22
日誌を書いた!
「ちょっと、ここじゃ話しにくいから、スラムまで来て」と、借金取りは俺の腕を取って、ガタラの町中へ連れ出した。いつも強気で強引な彼女らしくない...
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2022/07/22
日誌を書いた!
俺がその男を見つけたのは、水没遺跡地区の入り口だった。 水没した石造りの遺跡がそこら中に転がる区画は、先に述べた通り家屋がほとんど立ってい...
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2022/07/22
日誌を書いた!
その後、ポポムが会計を済ませている間に、俺が酒場を出るという単純な作戦で、なんとか『コップとテーブルを壊した疑惑で店側に捕まる』という危機を...
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2022/05/07
日誌を書いた!
「なんでこうも面倒な事態ばかり…いや、この酒場は私が選んだんだったわ…もう捕まったら言い逃れはしないことにしましょう…」 「いいよそれで...
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