レオナルドの冒険日誌

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その20

「紫色の偽ドルブレイブについては、今俺も追っていた所だ。情報を交換したい。直接…」 マージンと落ち合う段取りをしようとしたその時だった。 ズズン...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その19

各地に点在するドルブレイブの秘密基地。それらは建設される地域に合わせて設備の異なる施設であるが、共通して、全く同じ造りのとある部屋が存在する。そ...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その18

もう既に何往復とグレン城下町を彷徨ったが、いっこうにお土産は決まらない。やはり贈り物を選ぶなど、私には荷が重い事なのだろうか。 いや、決してそん...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その17

岩肌をくりぬいて作られた、グレン城下町の駅に黄色い車体が滑り込む。 シューッと音を立ててゆっくりと停車した大地の方舟から降り立つのは、まだ昼前と...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その16

「行くぞアスカ！！」 ユナティは並走するアスカへ声をかけると、先んじて敵へと向かい高く跳躍する。 「ギガブレイク！！！」 デイン系呪文を剣に宿し...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その15

スライダークを模したヘルメットに、手足は竜を想わせる荒々しく隆起したトゲに包まれ、全身をつるりと包むスーツには金色の荒々しい文様がなまめかしく走...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その14

「おっと、すまない爺さん、大丈夫か？」 ヴェリナード市街をひた走っていたマージン。曲がり角から歩み出た老人と肩がぶつかってしまった。 「ああ、大...

蒼天のソウラ二次創作『ドルブレイブ・アッセンブル』その13

「ちょっ、事情を説明してください、ユナティ！」 ユナティに連れられていくマージンを見送ってから、ほんの半刻の後。突然執務室に乱入してきたユナティ...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その12

「止ぉまぁれぇぇぇぇぇぇっ！！！」 正しい使い方がどうとか、そんな事を言っている場合ではなかった。幸い、ワッサンボンの位置はシドーアームとフォス...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その11

「すぅ～、ふぅ…ん、んんん…よし」 先ほど、威勢よく啖呵を切ったワッサンボン。シドーアームはこちらの様子を窺っているのか、すぐには襲い掛かってく...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その10

「これはまさか、いや、門外不出のはず…一体どうして…」 楽譜をひったくる様につかみ、顔を張りつける勢いで五線譜に目を走らせるフォステイル。 「さ...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その9

「アタッカーが欲しい所だけど…。村に連絡を入れる？」 パルカラス王国の酒場、角の席。シドーアームから撤退したレオナルドとワッサンボンは、この地の...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その8

「とりあえず、その縄は何なの！？」 魔法戦士団の応接室にて。 立派なソファーがあるにもかかわらず、一画に用意された武骨なパイプ椅子に座らされ、挙...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その7

「どうでしたか？」 早速といった感じで、もはや見慣れつつあるユナティと共に立つ、もう一人のウェディの女性がマージンに声をかける。 「別に同郷だか...

蒼天のソウラ二次創作　『ドルブレイブ・アッセンブル』その6

「なぁアニキ。オレはこんなに早く、再会するつもりはなかったんだが」 「お互い様だ、クソガキ」 かつて、マージンが拘束されユナティから尋問を受けた...