2023/07/28
日誌を書いた!
「山門で待ち合わせ…だよな?」 太陽が天頂にかなり近づいている。 時計台はこの位置からは遠く、正確な時間は確認出来ないが、約束の刻限は随分と過ぎ...
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2023/07/25
日誌を書いた!
その頃、既に2度、3度に渡る兵団の面々との接敵の果て、マージンは這う這うのていでようやくアズランに辿り着いていた。 兵団の為、透明化のからくりを...
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2023/07/25
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昨日のクエストは散々だった。 古のグランゼドーラ、不死の魔王ネロドスの脅威に晒された時代にまつわる遺跡の発掘調査隊の護衛。 しかしもはやそこでの...
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2023/07/23
日誌を書いた!
山門のあたりには老舗の和菓子屋やお茶、弁当など、昔ながらのエルトナ食を提供する屋台が集中していた。 「何処となく…既視感がある…ような?」 そん...
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2023/07/22
日誌を書いた!
俵から取り出したばかりの米をざらりと小ぶりな鉄鍋にあけ、その5倍の分量の水を加えて囲炉裏で一煮炊き。 粒が確認できるか否かまでどろどろに煮立った...
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2023/07/21
日誌を書いた!
蒼天のソウラ二次創作『冒険者たちのエピローグ、あるいはプロローグ Extra』
意識ははっきりしているのだが、どうにも身体も頭もふわふわとする。 ああ、明晰夢というやつだと、ウェディの少年は察した。 でなければ、寝起きざまに...
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2023/07/19
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「こいつは確かにひでぇな…」 依頼主の前では口にできなかったが、大棟梁ことアストルティア随一の大工、ロマンは向かって左の向拝柱に手をあて、頭上を...
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2023/07/17
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真っ赤な太陽。 足の裏を焼く灼熱の砂浜。 歯を食いしばって全力で駆ける二人の背後から、楽しげな声が響く。 「待ち給えよマージン氏!」 「あははは...
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2023/07/17
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「来たっ!!」 ヨナとユルールのコンビネーションが生み出した渦潮は海を割り砂浜まで続き、キュララナビーチへとデプスロガンを打ち上げた。 「た~す...
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2023/07/17
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「まずいッ!魔博士のゾフィーヌっつったか!?ホンットにろくなことしやがらねぇ!」 わかめ王子の姿をしたアマセが舌を打つ。 うたを得意とするわかめ...
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2023/07/12
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「なーーーっ!お待ちになってですぞーーーっ!!」お会計というロスタイムもさることながら、オーガとプクリポとの圧倒的な歩幅の差は如何ともし難い。 ...
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2023/07/11
日誌を書いた!
「ヤマ!!」 距離が開いたことにより、形勢の不利を悟っていた天魔のゾンビは転移の魔法陣を敷き、地に潜るようにヤマもろとも沈み込んでいく。 しかし...
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2023/07/11
日誌を書いた!
底冷えのする寒さは負傷からくるものか、はたまた、ふわりと天魔ミイラの肩に腰掛けた操られしヤマのまとう冷気ゆえか。 二人は新たに現れた天魔の骸骨に...
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2023/07/07
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思い出せる最初の記憶は、リザードマンの巣の中だった。 実の親兄弟と思っていた彼らと自分に血の繋がりがないことに気が付くまで、さして年数はかからな...
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2023/07/03
日誌を書いた!
苦労人。 哀れんでもらいたい訳では無いが、傍から見た自分はそういう評価を受けるだろうと、フツキは乾いた笑みを浮かべた。 相棒のマージンと一緒にい...
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