2023/08/06
日誌を書いた!
(まずいですわね…) イルマの拳速がまだまだ増していくであろう事は、対峙しているマユラが一番に痛感している。 このまま鍔迫り合いを続け、イルマの...
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2023/08/06
日誌を書いた!
(格闘だけの手の硬さではない…爪…いや…この足運びは槍もか…) ゴングとともに両者は弾かれたように距離をとる。 単純な強さだけでなく、掌から読み...
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2023/08/05
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時はほんの少しだけ遡り、カミハルムイに降り立ったらぐっちょが目的地であるいなりの屋敷を探し惑う道すがらで通りすがった食堂の中に、二人の女傑の姿が...
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2023/08/03
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日付が変わろうか否かという時間。 昼中であれば優しく日を遮ってくれるガゼポの内部には花を象った燭台の優しい光が満ち、月のみが頼りの夜の闇の中であ...
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2023/07/30
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「………」 やがて昼も過ぎ、朝早くから開かれていた市は幕を下ろして、ほとんどの店主が撤収作業に追われる慌ただしい光景を、再び本堂の石段に腰掛けて...
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2023/07/28
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「山門で待ち合わせ…だよな?」 太陽が天頂にかなり近づいている。 時計台はこの位置からは遠く、正確な時間は確認出来ないが、約束の刻限は随分と過ぎ...
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2023/07/25
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その頃、既に2度、3度に渡る兵団の面々との接敵の果て、マージンは這う這うのていでようやくアズランに辿り着いていた。 兵団の為、透明化のからくりを...
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2023/07/25
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昨日のクエストは散々だった。 古のグランゼドーラ、不死の魔王ネロドスの脅威に晒された時代にまつわる遺跡の発掘調査隊の護衛。 しかしもはやそこでの...
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2023/07/23
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山門のあたりには老舗の和菓子屋やお茶、弁当など、昔ながらのエルトナ食を提供する屋台が集中していた。 「何処となく…既視感がある…ような?」 そん...
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2023/07/22
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俵から取り出したばかりの米をざらりと小ぶりな鉄鍋にあけ、その5倍の分量の水を加えて囲炉裏で一煮炊き。 粒が確認できるか否かまでどろどろに煮立った...
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2023/07/21
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蒼天のソウラ二次創作『冒険者たちのエピローグ、あるいはプロローグ Extra』
意識ははっきりしているのだが、どうにも身体も頭もふわふわとする。 ああ、明晰夢というやつだと、ウェディの少年は察した。 でなければ、寝起きざまに...
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2023/07/19
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「こいつは確かにひでぇな…」 依頼主の前では口にできなかったが、大棟梁ことアストルティア随一の大工、ロマンは向かって左の向拝柱に手をあて、頭上を...
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2023/07/17
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真っ赤な太陽。 足の裏を焼く灼熱の砂浜。 歯を食いしばって全力で駆ける二人の背後から、楽しげな声が響く。 「待ち給えよマージン氏!」 「あははは...
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2023/07/17
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「来たっ!!」 ヨナとユルールのコンビネーションが生み出した渦潮は海を割り砂浜まで続き、キュララナビーチへとデプスロガンを打ち上げた。 「た~す...
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2023/07/17
日誌を書いた!
「まずいッ!魔博士のゾフィーヌっつったか!?ホンットにろくなことしやがらねぇ!」 わかめ王子の姿をしたアマセが舌を打つ。 うたを得意とするわかめ...
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