2022/05/24
日誌を書いた!
一冊のスケッチブックと木彫りのごうけつぐまに端を発したドラゴンクエストが幕を閉じたあの日から約2か月が過ぎた。 その間、フツキ達の尽力の甲斐...
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2022/05/24
日誌を書いた!
インパクトの瞬間、殴り付けたというよりは、パンパンに張り詰めた水風船に突っ込んだような不思議な感触とともに竜の体内に潜り込む。 水風船と感じ...
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2022/05/23
日誌を書いた!
「…ぐぬぅ!?何だ?」 繭が破られたことで、模造品の竜も目を覚まし、丸めていた身体を大きく開き伸ばす。 衝撃を感じた方を見やると、眠らせたはずの...
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2022/05/22
日誌を書いた!
「アニキ、フィズルガーZを借りるぞ」 「グレートを付けろグレートを。で、そりゃ構わねぇがあの高さ、どうするつもりだ?」 推進剤の限界に重力の問題...
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2022/05/21
日誌を書いた!
「…父さん!!」 叫び声とともに、マージンは起き上がった。 「オッサンならともかく、それは重いな…。勘弁してくれ」 大砲の残骸に腰掛けたフィズル...
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2022/05/20
日誌を書いた!
「…はっ!?」 そんな幼き日の感傷に浸る間もなく、また時間が飛んだ。 「ここは…」 ここへ来てようやく、己の身体がすっかり見慣れた姿になっている...
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2022/05/20
日誌を書いた!
今度は蝋燭の灯りが頼りなくくすぶる、薄暗がり。 隣の部屋へと続く扉がうっすら開いており、隣室の明かりとともに、キャトルとジュエの会話が舞い込んで...
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2022/05/20
日誌を書いた!
ここは一体…? 意識を取り戻したはいいものの、手脚と言わず全身の感覚が無く、まったく何も見えない。 かろうじて誰かの声が聞こえるが、耳に水がつ...
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2022/05/19
日誌を書いた!
地盤を崩すために仕掛けられていた地雷により通路が崩れ、運悪くその亀裂にハクトの仲間モンスターのばくだんいわが飲まれてしまったのだ。 すかさず後...
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2022/05/19
日誌を書いた!
「…キさん」 声が聞こえる。 「…ツキさん」 この声は、そうだ、確か… 「フツキさん。大丈夫ですか?思案に耽っていらっしゃったようですが...
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2022/05/19
日誌を書いた!
切り札のゾンビが討ちはらわれた事を、模造品の竜も感覚で掴み取る。 そして、何によりその敗北がもたらされたのかもまた、敏感に感じ取っていた。 「...
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2022/05/18
日誌を書いた!
「さて…。何だかな。懐かしいってのかな?不思議な気分だ」 爆風に煽られて宙を舞いながらも、鮮やかに身をこなし造作もなくスマートにゾンビはマージン...
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2022/05/18
日誌を書いた!
やがて異変の知らせは左舷からもたらされた。 『何だコイツ!?強い…!』 「フツキ君…!?どうした?」 フツキの緊迫した様子の声に双眼鏡を向け、フ...
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2022/05/17
日誌を書いた!
「うっわ…」 吹き飛ばされるモンスターをふんだんに含んだ砂柱とともに浜辺へ生み出された巨大なクレーターを見やり、修繕費を恐れるマージンの口から嘆...
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2022/05/17
日誌を書いた!
「「「「でっ………か!!!!」」」」 いざ、模造品の竜の完全な姿を前にして、あんぐりと口を開ける4人。 敵はマホカトールによる障壁のギリギリ、遠...
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