レオナルドの冒険日誌

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その35

大地の箱舟に異変が起こったのは、セ～クスィ～がスカイドルセリオンとゴルドブレイブの戦闘により半壊した車両を瓦礫に足を取られつつも何とか通り抜け、...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その34

『はいはい、そろそろお呼びがかかると思っていましたよ。…ダイダイックのぼやきが少しだけ分かった気がするわ。ほんと、人使いが荒いんだから』 「ふふ...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その33

「…ああ。随分と醜態を晒したが。ようやく目が覚めた」 痺れを払うため軽くかぶりを振ると、ゆらりと仁王立つ。 「ケラウノス。一つ聞く。フタバから...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その32

「ゴルドスパイン回収プロセス停止を実行…上位命令により停止不能…再試行…再試行…再試行再試行再試行再試行再試行再試行再試行再試行…」 狂ったよう...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その31

『このまま、大地の箱舟の外から警戒を続けるわ』 「助かる」 『てっきり、マッドファクトリーの襲撃に合わせて仕掛けてくると思ったのだけど。…いえ…...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その30

『………どうもこんにちは、大魔王アカックです。バッチリ聞こえてるぞお前たち』 『………人間大砲に、マッドサイエンティストねぇ。そんなふうに思われ...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その29

「スカイドルセリオン！ウイニング・グランプリ・シュート！！！」 トリガーを引き絞ると同時、続けざまに銃身が焼け付く限界手前の６斉射。 ライフルの...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その28

「くっ…！しまった！！」 引き続くマッドファクトリーとの攻防。 埒があかないとしびれを切らしつつあるのは２８号もマッドファクトリーも同様であった...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その27

左右から自爆が近いことを示す光を放ち、首をぐるぐると回転させながら迫りくるグレネーどりの群れを、光の明滅の間隔から優先順位をつけ、次々と処理して...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その26

「いいか？嘘はつくなよ？」 首が折れんばかりにコクコクと頷くハクト。 「まず。お前、俺と同じ機械兵士、SBシリーズと関わりがあるな？」 名称まで...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その25

ごましおたちを乗せた大地の箱舟はカミハルムイを抜け、一路レンドアへ向かう海上の線路へ。 漂う潮風と箱舟を見送るカモメの姿が、ハクトをひどく詩的な...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その24

「ほら」 ぶっきらぼうに突き返されたアイスを受け取り、スプーンをそっと近づけると、魔法のようにカチカチだったアイスに沈み込む。 「…うわぁ！凄い...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その23

「あてんそん、ぷりぃ～ず！」 微笑ましい滑舌で、一日車掌ごましおによる開会の挨拶はスタートした。 勿論、大勢の前に出ることに対して免疫などなかっ...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その22

「…よし」 ベッドには枕を並べて人型をつくり布団を被せて存在を偽装し、予備の枕カバーを泥棒被りして目立つ赤髪を隠すという、今日日、アカデミー初等...

蒼天のソウラ二次創作「超駆動戦隊ドルブレイブ劇場版　黄金の意志」その21

「………」 ８月１３日早朝。 アズランを始発駅とする大地の箱舟の屋根の上に、２８号の姿があった。 発車時刻まであと一時間ほど。 ホームではプク...