2022/03/14
日誌を書いた!
ごましおもミサークも、いつも気丈で、しっかり者のウィンクルムのそんな姿を初めて見る。 何もできず、せめてそっと寄り添いウィンクルムの肩を抱くごま...
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2022/03/13
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コアの球体を中心に、空中にてゴレムスの組み上げた巨腕のいくつかは、浜辺の砂の城が如く、形を保てず空中にて銀砂と散る。 メインシステムの想定以上に...
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2022/03/12
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「ゴ!!!」 ゴレムスはすかさず間に入り、振り下ろされる棍棒、それを持つトロルの右の手首をガシリとつかみ抑える。 ゴレムスの巨軀をして、トロルの...
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2022/03/12
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「へへへ、その珍しいゴーレムを…を…をぉっ!?」 ゴレムスを指差し、啖呵を切ろうとした男は、ウィンクルムの顔を見るなり素っ頓狂な声を上げ、目を見...
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2022/03/12
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「なるほど…!これはいいモノだ!!」 「そりゃあそうさ、アタシの可愛いゴレムスの体と同じ材質なんだからね」 ウルベア地下遺跡に潜り、一直線に向か...
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2022/03/11
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「ゴ…ゴ。ゴ~」 「なるほどねぇ」 「ゴゴ!」 「よっし!決まりだね!」 「…ごま、ゴレムスがなんて言ってるかわかるか?」 「さっぱりわから...
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2022/03/11
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「ゴ…?」 メモリの破損が原因で、最期の起動からどれぐらい時が経ったのか、まったくわからない。 スリープモードに入った当時の記憶も不鮮明なままに...
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2022/03/10
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その大きい身体が、彼の誇りだった。 ウェナ諸島はミューズ海岸の桟橋付近の集積場。 容赦無く降り注ぐ真夏の日差しを意に介さず、独特な薄い土気色...
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2022/03/03
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「…何か互いに、憑き物が取れたみたいだよなぁ」 酒場の客はグラスのスコッチを煽りながら独り言ちる。 酒場において、ジュエとキャトルの様子は相...
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2022/02/27
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「もうすっかり良いみたいだな」 結局酒場のカウンターをベット代わりにして一夜を明かし、朝の陽ざしの差し込む客室をキャトルは再び訪れた。 「…ああ...
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2022/02/26
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『朝まで飲んでいた為今日は休み』 そんな張り紙を引き裂くように、キャトルは酒場のドアを開いた。 「何だ何だ…今日は休みだって書いてんだろ…まっ...
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2022/02/23
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「余計なことしやがって!おい!しっかりしろ!!」 完全にヘドロの塊のようになって浜辺に広がるじごくのきしの残骸を前に、キャトルは血に濡れるのも厭...
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2022/02/22
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距離を詰めてきたじごくのきしが繰り出すさみだれ斬りを冷静にかわす。 腕が6本あろうと、敵は一体だ。 3人の凄腕剣士に取り囲まれるよりは苦労はない...
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2022/02/22
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そのあまりの巨体に、入り江の水面を突き破って山ができたかと思うほど。 「今日はたこ焼き…アヒージョも有りかな…」 当り前と言えば当たり前だが、マ...
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2022/02/21
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それから日々はめまぐるしく過ぎていった。 ジュエとキャトルの高額依頼書争奪戦は、今やこのさびれた町の風物詩となっている。 本人たちにはけして聞こ...
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