ミャジの冒険日誌

闇鍋大会をしよう！【ニ杯目】～プチうちよそ企画～

(マズイマズイマズイマズイ！！！) 黒いエルトナ様式の装束を纏ったエルフの少女『マシロ』は全力で焦っていた。 表面上は冷静を取り繕い、必...

闇鍋大会をしよう！【一杯目】～プチうちよそ企画～

「「「「「いただきます！」」」」」 手を合わせ、元気に声を出した年少者二人が、早速手を動かす。 闇鍋と言う形式上、どんな物が出来上がって...

闇鍋大会をしよう！【一杯目】～プチうちよそ企画～

「どう言う事か説明して貰おうか？」 青筋を立て、組んだ腕を指で叩くのは、他転移呪文によって席へと飛ばされたロスウィードだ。 『主催・解説...

闇鍋大会をしよう！【急】～プチうちよそ企画～

「多くね・・・？」 それが、会場入りしたミャジの第一声であった。 少々広い場所を取り過ぎたかと思われた会議場には既に多くの机が並び、気が...

闇鍋大会をしよう！【序】～プチうちよそ企画～

平穏とは、何物にも代え難い宝であると、常々『ロスウィード』は考えている。 ヴェリナードの軍人として、国に何事も起こらないに越した...

それぞれの二日間12【アスカ・ロスウィード】～蒼天のソウラ二次創作～

「眠れないのか？」 石畳を靴が叩く硬質的な音。 思考に没頭していた事に気付かされる。 「それはこちらの台詞ですよ・・・ロスウィード。」...

それぞれの二日間11【マシロ・ユウリ】～蒼天のソウラ二次創作～

食器同士が奏でる音と、誰かも分からぬ声。時折聞こえる笑い声。 それらが交錯する、夕暮れの食堂。 もっとも、海底であるこの離宮では、夕陽...

それぞれの二日間⑩【ロマン・マルモ】～蒼天のソウラ二次創作～

トンテンカン、トンテンカン。 「おーい！その建材はこっちに頼む！」 トンテンカン、トンテンカン。 「はい！はい！それじゃあ、お二人...

それぞれの二日間⑨【レクトラ・テラ】～蒼天のソウラ二次創作～

「敵襲！敵襲ーー！！」 「例の潜水艦だ！隣の地区から援軍を呼んできてくれぇ！」 リザードマン達の伝令の声が上がる。 海底離宮の外縁...

それぞれの二日間⑧【マージン・フツキ】～蒼天のソウラ二次創作～

「よし、やれ！」 「やりまーーす！」 ガチリと噛み合う音と共に、爆炎の花が咲く。 轟音が響き渡り、振動と共に粉塵が舞い上がった。 「お...

それぞれの二日間⑦【ライティア・デブニ】～蒼天のソウラ二次創作～

「やっ！はぁ！せぇーーい！」 早朝の澄んだ空気に気合いの篭った叫びが響く。 離宮攻略の拠点である大樹の城から少々離れた小高い丘。そこで...

それぞれの二日間⑥【ねむネコ・め～た】～蒼天のソウラ二次創作～

丑三つ時。 草木も眠るとエルトナで喩えられる時刻。 静寂に包まれる海底離宮。その暗がりを走る数人の影があった。 「良かったのか？勝手に...

それぞれの二日間⑤【アダマス・フルート】～蒼天のソウラ二次創作～

駆ける。跳ぶ。飛ぶ。 様々な手段を駆使して、ウェディの男女が離宮の影を行く。 水底故に時間が歪む様な感覚に囚われる海底離宮だが、それでも確...

それぞれの二日間④【ブラオバウム・主従】～蒼天のソウラ二次創作～

離宮攻略作戦の拠点「えぐみ」 その一室で雷が弾ける様な派手な音が響く。 「大丈夫かナー？」 離宮内を伝令として走り回る途中、一度この...

それぞれの二日間③【ExtE】～蒼天のソウラ二次創作～

「来たよ来たよ！上がって来たよ！」 「ファーストナンバーはよろしくね『盟友』さん！」 戦場らしくない楽しげな声。 その声に応じたのは、返...