2024/01/27
日誌を書いた!
「真なる敵は石塊の魔物。かげろう殿の調べでは『夜行石』などと呼ばれておるらしい。もとは宝石かただの石っころか、それが強い魔力と瘴気に晒され自我を...
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2024/01/27
日誌を書いた!
「で、私のマブダチを連れ去ったあの阿呆は、何処?とっとと助けに行きたいんだけど」 本題をサクッと切り出し、キャラメルを嗜むように口の中で酒粕を転...
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2024/01/27
日誌を書いた!
空気抵抗により珠から矢じりの形へ転じる程の高速でアカツキ目掛けて突き進むピンクパール。 勝利を確信したじにーであったが、この場に唯一、じにーのス...
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2024/01/27
日誌を書いた!
「きぇい!!」 鼻が捩れる程の強烈な酒の匂いと僅かな獣臭に恐る恐る目を開けば、眼の前に視界を埋め尽くすほどの茶色い塊がそびえている。 特大の数珠...
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2024/01/26
日誌を書いた!
投げ捨てるでもなくただ小太刀の柄を手放せば、地に落ちる前に小太刀は蒼白い炎に包まれ鬼火へと戻り、再び他の2つに並びゆらゆらと浮遊する。 そして次...
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2024/01/26
日誌を書いた!
散発的に火の玉が起こり、その度一瞬夜闇を血の色に照らす。 空に浮かぶ無数のからくり仕掛けの怪鳥から放たれ迫りくるミサイル、その全てを、鋼鉄の巨人...
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2024/01/24
日誌を書いた!
修道服にも似た、知性を感じさせるローブ。 しかしそれに身を包んだ金髪の女史は、リンジャの塔の私設研究室にてショートヘアをやかましく振り回し、およ...
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2024/01/23
日誌を書いた!
「…おお」 夢枕にたったしんりゅうの姿を、寝惚けたらぐっちょはいつぞやの竜とは気付かず、ただただ平伏する。 「そなたの真摯な願いはしかと届いてお...
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2024/01/23
日誌を書いた!
『………かしこみ、かしこみ申し上げまするー』 雲を材質に形造られたすまいの中、世にも珍しい金色のしんりゅうはゆったりとその巨大な体躯を横たえ、下...
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2024/01/20
日誌を書いた!
永楽と別れ、逃げるように乗り込んだ大地の箱舟がカミハルムイの駅に滑り込む頃には、すっかり夜も更けていた。 永楽によりもたらされた情報の中で一番の...
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2024/01/16
日誌を書いた!
果たして永楽の読みは正しく、拳大の獣の瞳のような形をしたそのモンスターは、永きに渡りカミハルムイの剣士の身体の内を渡り歩いてきた。 上限なく溜め...
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2024/01/13
日誌を書いた!
「…胸糞の悪い話だが、理にはかなっている。鎮圧できれば一先ず良し、その後は生還した者を四六時中監視する。そうすれば、次は兆しで抑えることが出来る...
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2024/01/11
日誌を書いた!
永楽がグラスを手にとり、未だ氷が残る冷水で喉を潤すのを待って、いなりは先を促す。 永楽の巻き込まれたクエストに、かげろうがどう関わってくるという...
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2024/01/07
日誌を書いた!
「タイミングずれちゃってごめんねぇ」 「全然全然!むしろ一緒に遊べる時間が伸びたし!!」 申し訳なく謝る親友のハクトにごましおはむっふーと微笑ん...
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2024/01/04
日誌を書いた!
「あれは…!?」 「むぅ…初めて見るな…よもや、神竜か?」 境内にそびえる立派な神木、それを遥かに上回る太ましい身体に、元旦の日を浴びて金色に輝...
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